貝について

石垣島に移り住んでから貝の魅力を知りました。
特有の光と色、滑らかな手触り。
カットの方向や研磨によってまったく違う表情を見せる貝は、手をかければ充分にジュエリーの主役となれると感じました。
初めは手探りで、それから何個も磨きながら貝研磨を学んでいきました。
デザインに向く形と色の原貝を選び、切り出して磨き上げたパーツに合わせて金属を制作、最後にすべてを併せて仕上げていく1点制作の手法で制作をしています。
貝は色や模様をとっても同じ物は存在しません。これも自然との出会いの一つだと感じます。

 

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夜光貝(Great Green Turban Shell)

学名に月の名前を持つ、サンゴ礁に生きる大型の巻貝。
沖縄の海を思いおこさせるエメラルドグリーンの層と、様々に色を変える真珠層からなります。
特に緑層は色と模様が個体によって全く異なるので、個体の持つ個性をデザインにいかせるようにカットしていきます。
奄美諸島以南に生息し、古くから螺鈿細工の素材としても扱われてきた歴史のある貝です。石垣島から仕入れた原貝を使用しています。

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高瀬貝(Trocas Shell)

うつくしい三角錐の形をした巻貝。
奄美以南のサンゴ礁に棲息し、貝ボタンの素材として扱われてきました。石垣島近海の貝を使用しています。
落ち着いた乳白色の真珠層を持ち、カットの方法や部位によってキャッツアイの様な深みのあるうつくしい光の筋をみせてくれます。

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黒蝶貝(Black Mother of Pearl)

黒真珠を育てる母貝の2枚貝。
奄美大島から仕入れた貝を使用しています。
真珠貝は自身の殻をつくる成分で真珠を作っていくので、
母貝が黒い蝶貝の真珠は黒真珠となります。
深い黒色を持ち、シックでシルバーとの相性がとてもいい貝です。

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白蝶貝(White Mother of Pearl)

南洋真珠を育てる母貝。蝶が羽を広げた形を思わせる事が蝶貝の名前の由来です。
奄美大島より仕入れた貝を使用しています。
真珠層はゴールドイエローで、その色味や模様の感じが宇宙を思わせる魅力的な貝です。

silver について

Pezでは主にsilver950で制作しています。ちなみに良くきかれるスターリング シルバーは925銀、950銀はブリタニアシルバーと呼ばれています。純銀は軟らかく加工に向かないので合金にするのですが、銅などを5%加えたのが950銀。 千分率で950が銀となる訳です。
銀は空気にふれると硫化して 黒ずみ(燻し)ますが、磨けば輝きが戻ります。(デザインによって磨き方も異なります)。黒ずむ事もそれが銀の特徴であり、傷と共に[味]でもあると考えていますので Pezではメッキはかけておりません。使う方の環境によって、次第にそれぞれの風合いを持つ事がジュエリーの素敵な部分と思っています。銀は熱伝導率が金属中で一番いいので、 身に着けると早く体温と同じ温度になります。銀にあたたかみのある印象があるのはそのせいでしょうか。

シルバー製品にはPezで制作した証である魚の刻印を打ち込んでいます。そのスペースが無い物にはPezの文字を入れております。

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シルバー・シェルのお取扱いについて
銀は日常的に身につけていますと生活の中で自然に磨かれますが、放置しておくと空気中の硫黄で表面に 硫化銀の被膜をつくる「硫化」により変色する性質があります。 シルバー専用クリーナー・クロス等で磨く事で硫化は落とせます。 いぶし加工の商品は液体クリーナーを使用しますといぶしも落ちますのでクロスをご使用下さい。 白仕上げの商品は液体クリーナーにつけよく洗い落とした後、乾かして下さい。
貝は酸性洗剤・発泡入浴剤・酢・除光液等に反応し、光沢がなくなる事がございますのでその際は外される事をおすすめいたします。

Pezでは当方ジュエリーのクリーニングを永年無料で行っております(往復送料のみ頂いております)。修理、リペアをご希望の場合は実費がかかって参りますのでお見積り後進めさせていただく形となります。その他ご質問やご希望等もお問い合わせページよりお気軽にご相談下さい。

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